コロナ禍で注目を集める安心 安全な環境、空港・航空会社の清潔度ランキングで日本は高評価 羽田は世界一清潔な空港

新型コロナウイルスの感染拡大で、世界の航空会社は減便、運休を余儀なくされてきた。収束に向かいつつある地域は、国内線や一部国際線の運航再開を始めているが、その場合も乗客、クルーの安心安全を確保しながら、機内の清潔さと衛生を維持することが最優先となる。客室乗務員がフェイスシールド、フェイスマスク、手袋、防護具をつけてのサービスを行なっている航空会社も多い。

さて、世界の航空機と空港のランキングで有名なSkytraxは、空港や航空機内の清潔度ランキングも発表している。ウィズコロナの時代には旅行客へアピールする要素でもあり、ここで確認しておきたいと思う。ちなみにSkytraxのランキングは利用者の投票によるもので、たとえば2019-2020年には100カ国以上の2445万人の旅行客が調査に参加し、550カ所以上の空港が対象となっている。

空港清潔度ランク、トップ10に日本の4空港がランクイン

まずは2020年の空港清潔度ランキングを見ていこう。1位は東京の羽田空港が2年連続で受賞、2位は前年4位の韓国の仁川空港、3位は前年と同じシンガポールのチャンギ空港、その後成田(5位)、中部国際(6位)、関西(9位)と日本の空港がトップ10に4カ所も入っている。ちなみにこれら日本の4空港は総合ランキング(世界のベスト空港)でも2位、7位、8位、10位に入っているのは特筆すべきことだろう。

航空機内清潔度ランキング、JAL、ANAが2、3位

続いて航空機の清潔度を見ていこう。こちらは2019年のランキングとなるが、チェック要素としては、座席エリア、テーブル、カーペット、キャビンパネル、トイレの清潔度などで、これらに関する乗客の評価に基づいたランキングとなっている。

1位は台湾のエバー空港で、2、3位に日本航空と全日空が入った。ほかに、20位までのなかにアジア系が12社が入っているのが特徴的だ。これらの航空会社の多くは世界の航空会社ランキングでも高ランクに入る会社が多い。

ウィズコロナの旅行では、空港へのアクセルやターミナルそのもの、入国管理システムやセキュリティなど搭乗前にも気をつけるべき点は多々あるが、航空機内の清潔度は乗客が航空会社を選ぶ際の優先ポイントとなるだろう。

なお、日本航空、全日空共にホームページに、空港のチェックインから航空機内までの各種予防についての案内が明示されている。以下は「ANAの取り組み」として掲載された機内の対応。

 

ちなみにIATA(国際航空運送協会)は、他の公共交通機関と比べて、航空機内は飛沫感染のリスクは低いと強調している。その理由として、乗客は基本的に全員前方を向き、対面する機会が少ないこと。座席が前方への感染バリアになっていること。天井から床への空気の流れによって、キャビンの前後に感染する可能性は低く、さらに他の屋内環境とは異なり空気の流れが早く、飛沫が停滞しないこと。そして、高効率粒子空気フィルター(HEPA)によって機内の空気の流れがクリーンに保たれていることを挙げている。

20.7.31
出典:やまとごごろ.jp

投稿日:   作成者: js  

松山と石川が全米プロに出場 ゴルフ、8月6日に開幕

8月6日に開幕する男子ゴルフのメジャー、全米プロ選手権の出場選手が30日、米プロゴルフ協会から発表され、昨年5月から今年6月までの成績で松山英樹、主催者推薦で石川遼が名を連ねた。タイガー・ウッズ(米国)は歴代チャンピオンとして出場する。
新型コロナウイルスの影響で5月から延期された大会はサンフランシスコのTPCハーディングパークで観客を入れずに行われる。

20.7.31
出典:共同通信

投稿日:   作成者: js  

男子ゴルフが9・3再開へ…来月5日から入国緩和 外国人賞金シード選手出場メド

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月以降、15大会が中止&延期されてきた国内男子プロゴルフツアーが、9月のフジサンケイクラシック(3~6日、山梨・富士桜CC)から再開される見込みとなったことが30日、分かった。再開への最大の懸案事項だった外国人賞金シード選手の入国制限が、8月5日から緩和されることが決まったため。プロアマ戦は行わず、無観客開催を予定している。
 国内男子ツアー再開への扉が大きく開いた。外務省が29日に入国拒否対象地域などを除き、現在出国中の在留資格保持者の再入国を8月5日から認めることを発表。複数のツアー関係者によると、入国制限の発令される4月2日以前に出国している韓国、中国、タイ、オーストラリアなどの外国人シード選手がこの対象になるという。来日前にPCR検査を受け、「陰性」判定されたことを条件に8月5日以降に再来日が可能に。来日後は2週間の自主隔離が必要となるといい、最速で9月のフジサンケイクラシックからの参戦が可能だ。
世界の主要ツアーは韓国女子が5月、米男子は6月から再開し、米女子も今週再開予定。国内女子は6月末のアース・モンダミンカップで開幕した。国内男子ツアー再開がこれまで遅れた最大の要因は、新型コロナによる入国制限だった。賞金シード65人中、S・ノリス(南アフリカ)、崔虎星(韓国)ら31人と外国人が47%を占める(2人は兵役で今季は参戦せず)。時松隆光選手会長(26)や多くの日本人選手からも「外国人選手抜きでのツアー開催は不公平」との声も出ていた。
そのため、国内男子を主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、外務省や法務省と入国制限緩和について、協議や申し入れを重ねてきた。田島創志・競技担当理事(43)は6月に「ある程度のメンバーが入国できる段階で試合を行う」と明言。フジサンケイ―の大会主催者は開催に前向きの姿勢だという。緊急事態宣言が再発令された場合は中止の可能性も残すが、今後、本格的に準備を進めていく見込みだ。
 JGTOは6月、20年と21年の統一シーズンとしての開催を決定。青木功会長(77)は「早く(試合を)やりたいと思っているんですけども、もろもろが解除されないと前に進めない」と話してきた。最大の懸案事項が解決し、男子ツアーが約8か月ぶりに動き出す。

20.7.31
出典:スポーツ報知

投稿日:   作成者: js  

9月「全米オープン」も無観客決定 11月「マスターズ」は?

9月17日開幕を予定しているメジャー「全米オープン」(ニューヨーク州ウイングドフットGC)が無観客で開催されることになった。大会を主催する米国ゴルフ協会(USGA)が29日、発表した。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、同CEOのマイク・デービス氏は「数カ月にわたる保健当局との協議の結果、無観客で大会を開催することが安全のためにはベスト」と説明した。ニューヨーク市では6月に入って経済活動を再開。その後、段階的に制限緩和を進めているものの、4月のピーク時には推定死者数も含めると1日800人近くの死者が出ていた。
米国男子ツアーは3カ月の中断を経て6月第2週「チャールズ・シュワブチャレンジ」(テキサス州・コロニアルCC)から再開。すでに「全米オープン」の2週前となる9月の今季最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)まで無観客で開催することを発表している。
これで2020年に行われるメジャー3大会「全米プロゴルフ選手権」(8月6日開幕、カリフォルニア州TPCハーディングパーク)、「全米オープン」、「マスターズ」(11月12日開幕、ジョージア州オーガスタナショナルGC)のうち、「マスターズ」以外は無観客が決定。「マスターズ」を主催するオーガスタナショナルGCは観客の有無について現時点で明らかにしていない。

20.7.30
出典:ゴルフダイジェスト・オンライン

投稿日:   作成者: js  

⑧世界の動き:観光を再開させているヨーロッパ。日本から渡航制限なしで入国できるのは? タイ、ベトナムとの往来再開は「レジデンストラック」から

往来再開に向け段階的にステップを進める日本政府は、タイ、ベトナムと双方向の往来を再開させる「レジデンストラック」を始める。バカンスシーズンに間に合わせるように国境を開いたヨーロッパの国々では、欧州連合(EU)が域外からの渡航を受け入れる国のリストに、日本、韓国、タイ、オーストラリアなど15カ国を選んだことを受け、日本からの入国を認める欧州の国が相次いでいる。今回はそれらをまとめて紹介する。

20.7.29現在  出典:やまとごごろ.jp

往来再開に向けた2つのスキーム「ビジネストラック」「レジデンストラック」

日本国政府は、新型コロナウイルスの感染拡大抑制のため現在、146の国と地域からの入国を拒否。それ以外のすべての国と地域からの入国者に対しても、日本へ入国後14日間の行動制限を求める水際措置を行っている。この一般的な往来とは別に、ビジネス上必要とされる人材の出入国について例外的な枠を設置することで、往来を再開させることを発表している。
現在、協議・調整を進めているのは、ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランド、カンボジア、シンガポール、韓国、中国、香港、マカオ、ブルネイ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、台湾の16の国と地域。
この内、タイ、ベトナムとの間に、入国後14日間の自宅等待機は維持しつつ、双方向の往来を再開する「レジデンストラック」を7月中にも開始する予定であることを外務省が明らかにしている。

日本では、往来再開に向けた段階的なステップとして、「ビジネストラック」「レジデンストラック」の2種類のスキームが検討されている。
ビジネストラック:「活動計画書」の提出やPCR検査等の条件の下、相手国、および日本への入国後、14日間の自宅等待機期間中も、行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となるスキーム。主に短期出張者用。
レジデンストラック:例外的に相手国又は本邦への入国が認められるものの、相手国又は本邦入国後の14日間の自宅等待機は維持されるスキーム。主に駐在員の派遣・交代等、長期滞在者用。

日本からの入国を認めているヨーロッパの国

現在日本からの入国を認めているヨーロッパの国は下記の通り。これらの国へ入国した際には、基本PCR検査や検疫期間を求められることなく、観光やビジネスをすることができる。
ただし、日本は現在これらを含むすべての欧州の国を新型コロナウイルスに関する感染症危険情報レベル3とし、渡航中止勧告を出しており、欧州からの入国も拒否している。これらの国から日本人が帰国した際も、PCR検査の実施と14日間の自宅などでの待機を求める措置が7月末までの予定で実施されている。8月以降もこの措置が延長されるか否かは、危険情報のレベルによっての判断となる。

ブルガリア 2020年7月17日、ブルガリアは検疫または検疫期間なし入国できる国リストを更新。これにより、日本からも検疫または検疫期間なしで入国できるようになった。アジアでは日本と韓国、タイからの渡航が認められている。
キプロス キプロス滞在中に新型コロナウイルスを発症した場合は、病気になった観光客と付き添い人の宿泊費、食事代、飲み物、治療費をキプロス政府が負担してくれる。アジアでは日本と韓国からの渡航が認められている。
チェコ共和国 当初は、スロバキアとハンガリーのみに自由に国内に立ち入ることを許可していたが、その後、追加で入国制限を解除した。アジアでは日本と韓国、タイからの渡航が認められている。
デンマーク デンマークは6月27日に国際観光を再開。これにより、EU諸国と日本を含む、一部のEU以外の国からの入国を許可。アジアでは日本と韓国、タイからの渡航が認められている。ただし、いずれの国からの入国者にも、国内観光振興のため宿泊施設へ6泊以上の滞在予約を求めている。
エストニア 現在35カ国からの検疫期間、または検査なしでの入国を認めている。アジアでは日本、韓国、タイからの入国を許可。
欧州のシリコンバレーとも称される、世界屈指のIT先進国エストニアでは、7月1日から外国人向けの「デジタルノマドビザ」を導入。雇用主との雇用関係や事業活動をテレワークで行えるならば、最大1年間の滞在が許可される。
フランス 欧州を訪れている旅行者は、検疫や制限なしにフランスを訪れることができる。アジアからは、日本、韓国、タイからの旅行者の入国を許可。
ギリシャ 入国の際に、ランダムにPCR検査の実施を求められる場合がある。アジアからは、日本、韓国、タイからの旅行者の入国を許可。
モンテネグロ 130の以上の国からの観光客の受け入れと、国際線を再開させているおり、中でもEUを中心とした50カ国からの入国者には検疫もPCR検査も求めない。そのリストに、アジアでは日本、韓国、中国、マレーシア、タイが含まれている。
オランダ 6月15日よりEU加盟国からの入国を再開させ、7月1日からはEU以外の国からの受け入れも拡大させている。リストに掲載されていない国からの入国は認めていない。アジアからは、日本、韓国、タイからの旅行者の入国を許可。
北マケドニア 7月1日より国際観光を再開させており、すべての国からの観光客が入国することができる。
ルーマニア EU以外からの受け入れも再開させたルーマニア。アジアからは、日本、韓国、タイからの旅行者の入国を許可。
セルビア すべての国からの観光客が入国することができる。ただし、現在セルビアでは感染者が増えており、旅行制限が導入される可能性がある。
スペイン 6月21日よりEU加盟国に対して国境を開いたスペイン。7月3日からは入国許可の国をさらに追加した。アジアからは、日本、韓国、タイからの入国を許可。
スウェーデン 7月20日から新たに入国を認める国を追加され、アジアからは、日本、韓国、タイからの旅行者の入国が許可されている。
6月中旬以降、シェンゲン圏内、およびそれ以外の国からの入国者に感染者がおり、国内で感染者が増えていることから、予告なく変更される可能性がある。
スイス 3月17日から8月31日までの予定でEUとEEAを除く国からの入国を制限したスウェーデン。7月4日からは新たに入国を認める国を追加した。アジアからは、日本、韓国、タイからの旅行者の入国を許可。
ウクライナ 人口10万人あたりの感染者数により「レッド・ゾーン」国と、「グリーン・ゾーン」国にリスト化。「グリーン・ゾーン」国からの入国者には14日間の検疫やPCR検査も求めない。アジアでは、日本、韓国、中国、香港、マカオ、タイ、台湾がグリーン・ゾーン国。
イギリス 7月10日から英国入国時の自主隔離が免除される国のなかに日本が含まれるようになった。イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドによって免除措置が適用される国は異なるが、日本はいずれの地域への入国の際も自主隔離が免除されている。イングランドは、アジアでは、日本、香港、マカオ、韓国、台湾からの旅行者の入国を許可。
投稿日:   作成者: js