10/29から始まるPGAツアー・バミューダ選手権のギャラリーチケットが9/28から販売され始めた。人数は制限される模様だが、今年の3月以来、一般のゴルフファンが観戦できる初めのPGAツアートーナメントになりそうだ。
米ツアーがギャラリーを入れるのは初めてのことではない。9月の初旬にチャンピオンズツアーのスタンフォード国際で、冠スポンサーのスタンフォードがツアーのPCR検査を行っている医療会社ということもあり、5000人強のギャラリーを入れて開催された。レギュラーツアーのコラレスプンタカナR&C選手権でも、観戦場所を2か所に限り500人の招待客を入れた。
しかし「ギャラリーをコースで歓迎する最初のトーナメントになるのは、画期的な事で、バミューダ選手権はそれを達成させることを誇りたい」とトーナメントディレクター。プロアマも開催され、ギャラリープラザも設けられる予定。
というのも、9/28現在、バミューダ政府ではこれまで6万3640人のPCRテストを行い、感染者は181人、死者数が9人と、やや落ち着きをみせているからだ。もちろん、観客はマスクの着用やソーシャルディスタンスが義務付けらえるが、コラレス選手権のドミニカも今回のバミューダも、小さな島国での開催という事もあって、コロナ対策・管理がしやすいことも影響しているのだろう。
アメリカ本土でギャラリーを入れるのは、2021年になる可能性が強いとみられている。とはいえ、バミューダの2週間後はマスターズ。外堀を埋めようとしているというのは考えすぎ?
20.10.20号
出典:週刊ゴルフダイジェスト