10月22日(木)からカリフォルニア州シャーウッドCCで行われる「ZOZOチャンピオンシップ」は29日、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン、前年大会で2位の松山英樹らエントリー選手の一部を明らかにした。
主催者推薦枠での出場者もタレントぞろいとなった。 78人に限られたフィールドは、前季のフェデックスカップポイントランキング上位60人にまず出場資格がある。1位のジョンソン以下、同4位のジョン・ラーム(スペイン)、8位のロリー・マキロイ(北アイルランド)らがこの日までに出場の意思を表明。同15位の松山は「日本のゴルフファンの皆様にとっては残念ですが、今年は株式会社ZOZOがアメリカでの開催を決定してくれたことに感謝しています。日本のゴルフファンの皆様、是非テレビで応援してください」とコメントを寄せた。
一方で新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合数が減少した昨シーズンは、プレーオフシリーズまでに好成績を残せなかったトップ選手もいた。ポイントランク75位だったフィル・ミケルソン、91位のジャスティン・ローズ(イングランド)、92位トミー・フリートウッド(イングランド)、94位リッキー・ファウラー、107位ジョーダン・スピースはいずれも大会に推薦で出場する。
すでに前年王者のタイガー・ウッズが参戦を決めた大会には、9月の日本ツアー「フジサンケイクラシック」で優勝した星野陸也のほか、9月21日時点の世界ランキングで上位7人の日本ツアーメンバーとして今平周吾、石川遼らが出場権を得た。
■松山英樹 「日本のゴルフファンの皆様にとっては残念ですが、今年は株式会社ZOZOがアメリカでの開催を決定してくれたことに感謝しています。日本のゴルフファンの皆様、是非テレビで応援してください。特に、各フェアウェイには多くのギャラリーの皆さんがいらっしゃり、選手たちに声援を送ってくれた時は感激しました。同じくZOZOチャンピオンシップに出場したPGAツアーの仲間の多くが、とても楽しくプレーできたと言っており、ギャラリーの皆さんのゴルフマナーや知識に感動したと聞いています」 「去年は幸運にも良いプレーができて、タイトルを争うことができましたが、タイガーは私たちの誰よりも良いプレーをしました。史上最多82勝目という快挙を達成したタイガーがPGAツアーを優勝したことに敬意を表したいと思います。タイガーが過去に大成功を収めているシャーウッドにて、彼に勝つのは簡単ではないと思います。シャーウッドでのZOZOチャンピオンシップをとても楽しみにしています。今年もトロフィーを争えるような良いプレーをして、日本のゴルフファンの皆さんに満足いただける大会を見せられることを願っています」
20.9.29
出典:ゴルフダイジェスト・オンライン