茂木敏充外相は20日、東南アジアのカンボジア、ラオス、ミャンマーなど4カ国への歴訪をスタートさせた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限の緩和について各国要人と協議する。中国による海洋進出が進む南シナ海問題でも意見を交わす。
茂木氏は20~25日の日程でパプアニューギニアと東南アジア3カ国を訪問。カンボジアでフン・セン首相、ミャンマーでアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相らと会談する。東南アジア3カ国とは、企業の駐在員や出張者などの長期滞在者を対象とする往来の早期再開で合意したい考えだ。
茂木氏は今月に入り英国やシンガポール、マレーシアを訪問。2月から行われていなかった閣僚による対面外交を本格的に再開した。
20.8.20
出典:産経新聞