キティジェットで「どこへも行かない空の旅」、台湾エバー航空が運航

台湾のエバー航空は現地で父の日に当たる8日、どこへも行かない空の旅が楽しめる特別便を運航する。新型コロナウイルスの影響で半年以上も海外旅行が中断する中、海外へ行きたいという市民の欲求に応えて『代替旅行』を楽しんでもらおうと企画した。

同便は台湾桃園国際空港を出発して上空を巡り、約3時間後に同じ空港に戻る。もしも天気が良ければ、観光地の亀山島や、フアドンの美しい海岸線などが眺められる。 機体は人気が高い「ハローキティジェット」を利用する。同機には、キティやマイメロディ、キキとララなどサンリオの人気キャラクターが描かれている。 機内アメニティもハローキティがテーマで、普段は長距離便に限られるWi―Fiや機内エンターテインメントシステムなども利用できる。 機内食は、ミシュランの3つ星シェフ、中村元計氏が創作したちらし丼、または牛肉麺が選べる。
出発は8日午前10時半、便名は「BR5288」。5288の数字は、中国語で「お父さん大好き」と発音が似ているという。
旅行代金はエコノミークラスが5288台湾元(約1万9000円)。1000台湾元の追加料金でビジネスクラスにアップグレードできる。

20.8.5
出典:CNN.co.jp

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