ゴルフツアーコーディネーターお勧めの「一度は訪れたい世界のゴルフリゾート」北米編Vol.1

ペブルビーチリゾート 
Pebble Beach Resort

★ぺブルビーチゴルフリンクス 18H 6,799Y P72  1919年開場

“ペブルビーチ”。ゴルファーでなくとも一度は耳にしたことがあるであろう、米カリフォルニア州・モントレーの世界を代表するゴルフリゾートは、サンフランシスコ空港から車で南へ約2時間半、モントレー半島の南側に位置します。
その中心となるゴルフコース、ペブルビーチゴルフリンクスのオープンは1919年。ペブルビーチリゾートの開発者サミュエル・モールス(“モールス信号”発明者の子孫)はこの偉大なる海と陸の出会いの地に、この上ない「美しさ」と常に挑戦心を搔き立てられる「難しさ」が共存した「唯一無二」のゴルフ場開発を決意。J・ネビルとD・グラントにより設計され、リゾート滞在者のためのパブリックコースとして誕生しました。

日本人にとっての“ペブルビーチ”は純粋に世界的な有名ゴルフ場としてだけではなく、バブル経済の象徴として記憶に残っている方も多いはずです。
バブル絶頂の80年代後半、日本の大手企業が“アメリカ買い”に奔走するなか、当時約1200億円でパチンコ関連会社などを運営するグループ企業がペブルビーチを買収しました。アメリカの象徴的なパブリックコースをメンバーコースにして、約1億円の会員権を売り出そうと目論みましたが、地元のゴルフ場業界団体からストップがかかり頓挫。その後、太平洋クラブに売却され99年まで運営されました。しかし第100回全米オープン開催を前に、アメリカゴルフ界の威信を懸けた要請により、アーノルド・パーマーやクリント・イーストウッド(元カーメル市長)らが率いるアメリカの財団に買い戻され「今後、ペブルビーチは一切の買収には応じない」との協定がなされました。
余談ですが、その太平洋クラブも現在は別の遊技企業の傘下となっているのはなんとも
皮肉な話であります。
20世紀後半はマネーゲームに翻弄されたペブルビーチですが、ゴルフ場としては揺らぐ
ことなく、2001年にパブリックコースとしては初めて米ゴルフダイジェスト誌『No.1 COURSE IN AMERICA』に選定され、名実共に世界中のゴルファーの憧れとして君臨し続けています。1972年の初開催以来5度の全米オープンを開催。すべてのゴルファーに門戸の開かれた“オープン競技”と誰しもがプレー可能な“パブリックコース”の理念が一致しているといわんばかりに、全米オープンとペブルビーチは蜜月の関係となっています。そのペブルビーチゴルフリンクスで開場100周年を迎えた昨年、通算6度目の全米オープンゴルフ選手権(2019年6月13~6月16日)が開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペブルビーチリゾート内にはペブルビーチGL、スパイグラスヒルGC、リンクス・アット・スパニッシュベイなど4つの直営コースとザ・ロッジ・アット・ペブルビーチ、ジ・イン・アット・スパニッシュベイなど3つのラグジュアリーホテル。スパトリートメントやレストランなど、まさに世界中のセレブを魅了するゴルフリゾートです。

 

★スパイグラスヒルゴルフコース
18H 6,855Y P72 設計R.T.ジョーンズSr.1966年開場
毎年2月にPGAツアー・AT&Tペブルビーチプロアマ開催

 

 

 

 

 

 

リンクス・アット・スパニッシュベイ
18H 6,821Y P72 
設計:R.T.ジョーンズJr./T.ワトソン/S.テイタム

 

 

 

 

 

ザ・ロッジ・アット・ペブルビーチ
ペブルビーチGLの1番・18番ホールに隣接するロッジタイプのホテルです。木製の家具や石造りの暖炉がしつらえられ温もりあふれる雰囲気。レストラン「スティルウォーター」では海の景色とともに新鮮なシーフードが楽しめます。

ジ・イン・アット・スパニッシュベイ
リンクス・アット・スパニッシュベイに隣接したホテルで17マイルドライブ沿いの太平洋
を望む素晴らしい景色が自慢のホテル。有名な創作和食“ロイズ”やイタリアンの“ぺポリ”などレストランも充実しています。

★J&Sツアー実績
2000&2010&2019年全米オープン観戦&アフタープレーツアー実施
毎年ゴールデンウィーク、夏休み期間に添乗員同行ツアー実施
ご希望の出発日に2名様から出発可能な個人旅行も随時手配しております。

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