左:ロイヤルリザムセントアンズ
右:北海道クラシックゴルフクラブ
ALL Photos by T.SHIMAZU
ことしの夏はどうやら猛暑の当り年、梅雨明け前から全国的に35゜Cを越える毎日が続いていたところに、はるかスコットランド全英オープンの会場から届けられる青木プロや羽川プロの?寒い??涼しい?を連発するレポート。
「やっぱり行くべきだったかな?」とちょっぴり後悔しながら、でも思い直して‘95年に≪ロイヤルリザムセントアンズ≫のクラブハウスで食べたクラムチャウダーとターキーサンドの味を思い出しながらこの原稿を書いています。
どうやら残暑も厳しくなりそうなので、今月は急拠予定を変更して手軽に味わえる涼風ゴルフ、我が郷土・北海道ゴルフの楽しみ方を紹介してみたいと思います。これからという方のコース選びの参考になれば幸いです。
北海道には約170コースが現存するが、なかでも千歳空港周辺には‘86年以降だけでも車で40分圏内に約20コースが開場、≪青空と白樺の広大な大地にゴルフコースは良く似合う≫井上誠一、上田治、J.ニクラス、R.T.ジョーンズJrと和洋を代表する設計者達が数々の名画を描いて、まさに北国のゴルフミュージアム。マートルビーチやパームスプリングスを想起させる、世界でも有数のゴルフリゾートであるといっても過言ではありません。
それに北海道のコースのほとんどは、午前・午後の18ホールスループレーのグローバル基準なので1日が有効に使える。世界最大の輸送人員(1日約2万人/年間800万人)を誇る羽田~千歳間の航空便をうまく利用して1.5Rの日帰りプレーや2日間3.0Rなど、都会の渋滞にイライラすることもなく自在なスケジュール組めるのも魅力です。
9月に入ると各社のツアーも一段とリーズナブルになるので、肴も格別の秋、この際思い切って北国を代表する名コースの数々を堪能して頂きたいものです。