7月17日から8日間、聖地セントアンドリュース・オールドコースのプレーと第141回全英オープン(於ロイヤルリザム&セントアンズGC)の観戦に17名のお客様をご案内して参りました。
7/17(火) オリンピックを控えるロンドン乗換えでしたが、意外に静かで混乱なくスコットランドの玄関口エジンバラに到着しました。
7/18(水) セントアンドリュース・ニューコースをプレー。今年の英国は天気が悪く、天気予報も1週間ず~っと雨。。。 予報が見事的中し、朝からシトシト、昼にはドシャ降り、風も加わり、早々に聖地の洗礼を受けました。
初日のディナーはJ.二クラスの常宿といわれるラッセルホテルのステーキ&シーフードディナーにご案内。 前菜は新鮮なムール貝、メインは8オンス・サーロインステーキを名物ペッパーコーンソースでご賞味いただきました。
★レストランで写真家の秋山真邦先生とばったり遭遇!セントアンドリュースに魅せられて通い続けること数十回。セントアンドリュースの隅々まで知り尽くす秋山先生に聖地の魅力を語っていただく機会に恵まれました。おまけにまず入ることが出来ないR&Aのゲストハウスにも案内して頂きました。
秋山先生と共に、オールドコース18番フェアウェイを望むR&Aのゲストハウスにて・・・。
7/19(木) 天気予報が見事にはずれ、気温20度、透き通る青空の下、聖地オールドコースをプレーしていただきました。
ギャラリーが見守る中、緊張のティーショット! 日本ではなかなか味わえない1バック1キャディーでラウンド。
オールドコース18番の「スウィルカンブリッジ」にて記念撮影。
夜は眼下にオールドコースを望む「ロードホールグリル」でフルディナーをお楽しみ頂きました。オールドコースのラウンド話で2時間のディナーもあっという間に過ぎました。
7/20(金) セントアンドリュースからエジンバラを通って、全英オープンの会場のロイヤルリザムGCまで約420キロの道のりを快晴の中スコットランドの田園風景を楽しみながらバス移動。通常、全英開催のリンクスコースは海が見えるはず。しかしロイヤルリズム&セントアンズゴルフクラブはゴルフ場が町に挟まれており、ぎりぎりまで家が立ち並ぶ珍しいロケーションのリンクスコースでした。
★今年から携帯電話の持ち込みが可能になりました。(カメラ・ビデオは不可)
金曜日はショップに直行、買い物を済ませてから観戦。
7/21(土) マンチェスター近郊のカーデンパークGCにてプレー。池、バンカー、クリークが戦略的に配されたジャック・二クラス設計のアメリカンタイプのコースを乗用カートに乗ってプレー。コースの美観を大切にする英国人、ホールの指示標識やヤーデージ表示がとても少なく、初めてまわる人にとっては大変でした。
7/22(日) 気温22度 快晴 全英オープン最終日を観戦!上位にはA.スコット、G.マクドウェル、T.ウッズ、B.スネデカー、E.エルス、Z.ジョンソンなどビッグネームが顔をそろえる展開。練習場も朝からぴりぴりムードが流れる。やはり最終日の空気は違います。午前中は比較的穏やかな風、午後になると海からの重たい風が吹きはじめ波乱の予感が漂う。因みにわれわれの予想は1番人気はアダム・スコット、2番タイガー・ウッズ、3番G.マクドウェルでした。そんななか、6番のトリプルボギーでタイガーが消え、マクドウェルも伸びず、誰もがアダム・スコットのメジャー初優勝を信じていた所、10番・12番・14番でスコアを伸ばしてきたアーニー・エルスが18番でバーディーを決めて6アンダーでフィニッシュ。 トップを走るアダム・スコットが14番のバーディーの後、悪夢の4連続ボギーで勝利を逃す。 ’99年バンデベルデの悲劇に匹敵する衝撃の展開で幕を閉じた第141回全英オープンの余韻に浸りながらロイヤルリザム&セントアンズGCを後にしました。 来年は2002年以来の開催に沸く「ミュアフィールドゴルフクラブ」で第142回全英オープンが行われます。 昨年から不調が続き、今年マスターズ出場を逃したアーニー・エルスがディフェンディングチャンピオンとして挑む大会。実は11年前の’02年大会の優勝もアーニー・エルスとは何かゴルフの神様のいたずらを感じずにはいられません。
やはり最終日はどの選手も戦闘モード突入。 ただよらぬ空気が漂う練習場で300Yの看板をらくらく超えるショットに唖然!
観戦時の休憩に便利なホスピタリティーテント。(写真左)
ビールを飲みながら芝生に転がって大騒ぎ、全英オープンらしい光景です。(写真右)
2012年優勝のアーニー・エルスと2013年の会場・ミュアフィールドゴルフクラブ
次回大会「第142回全英オープン観戦とオールドコースプレーツアー」の募集が9月末から始まりますので、本物の感動と興奮を是非お楽しみ下さい。